うつと躁の症状

双極性障害の症状と平均的な治療の値段とは

うつ病という病気を知っている人は多いですが、そのうつ病と同じ症状が表れる病気が双極性障害です。双極性障害とは、うつ病と同じように、うつ状態がある時もあります。しかし、うつ状態だけではなく、躁状態も表れるのです。うつ状態と躁状態が交互に表れる場合は、双極性障害の疑いがあります。双極性障害は躁うつ病と呼ばれることもあるので、うつ病と混合されやすいのですが、実際は全く違う病気です。うつ病と双極性障害では発症するメカニズムも違いますし、治療の際に使用する薬も違います。

双極性障の症とその特徴

双極性障害の症状は、躁状態とうつ状態の2種類です。うつ状態の症状というのは、元気が無くなる、やる気が無くなる、会話をしたくなくなる、性欲がなくなる、食欲が無くなる、ネガティブになる、などです。うつの症状は、精神的なことだけではなく、身体的な症状が出ることもあります。頭痛、同期、疲労感の継続、睡眠障害、全身の凝り、めまい、多汗症などです。双極性障害とうつ病というのは、全く違う病気なのですが、双極性障害のうつ状態は、うつ病の症状と全く同じです。そのため、病気でもうつ病と診断されることもありますし、周りの人だけではなく自分自身もうつ病と思ってしまうのです。しかし、双極性障害はうつ病の薬は効果が無いので、治療をしたとしても意味が無いのです。

躁状態の症状は、うつ状態の症状とは全く異なります。躁状態の症状は、多弁になる、行動的になる、興奮状態になる、多幸感がある、食欲が増える、性欲が増える、などです。多弁になるというのは、よく喋るようになるという症状です。普段無口な人の場合でも、このような症状が出ると人見知りすることもなくなり、よく喋るようになります。

双極性障害の治療にかかるお金とはどれくらいなのでしょうか。病院やクリニックの保険診療であれば、3割負担ですのでそれほど多くはかかりません。初めて双極性障害の症状で精神科に診察を受ける初診の場合は、5000円から10000円くらいです。内訳は初診料が3000ほどで、あとは薬剤処方料や精神科専門療法、薬局での薬剤代や調剤料です。カウンセラーによる双極性障害の症状のカウンセリングは自費診療としているところもありますので、医療機関によって料金は異なってきます。双極性障害は他の病気と同じく、個々の患者さんの症状に合わせて薬が処方されます。薬は新薬の高いものから、昔から使われている安価なものまでさまざまです。初診が終わって再診からは診察料は1500円ほどになります。また症状によって通院ではなく入院治療になります。一月に平均して20万円から30万円ほどです。これも高額医療という保険が適用されれば、9万円ほどになります。

双極性障害とは躁うつ病と呼ばれていた病気で、「躁」と「うつ」の症状を繰り返すものです。特徴として「うつ」の症状から始まるということがあげられます。「うつ」の症状から双極性障害を発症する患者さんは全体の3分の2です。初めは「うつ」の症状を繰り返した後、突然「躁」を発症し、実は双極性障害だったというケースも多いのです。双極性障害は重い躁状態とうつ状態を繰り返す1型と、軽い躁状態とうつ状態を繰り返す2型に分けられます。前者では他人への攻撃性が増して、仕事上でトラブルになったり人間関係が上手くいかなくなるなどの損失を被ることがあります。後者では本人はテンションは高いが調子が良いと感じているので比較的気づかれにくいのです。双極性障害の原因はまだよくわかっていませんが、遺伝的要素、環境的要素、もともとの性格が複雑に絡み合って発症すると考えられています。